蓄電池の導入費用はいくら?価格相場と内訳を徹底解説【メーカー別比較あり】

はじめに|蓄電池の価格って、どうしてこんなにバラつくの? 「100万円と書いてあるサイトもあれば、200万円の見積もりが来た…」蓄電池を検討した方なら、誰もが一度はこのような価格のばらつきに戸惑ったはずです。 本記事では […]
はじめに|蓄電池の価格って、どうしてこんなにバラつくの?
「100万円と書いてあるサイトもあれば、200万円の見積もりが来た…」
蓄電池を検討した方なら、誰もが一度はこのような価格のばらつきに戸惑ったはずです。
本記事では、蓄電池の導入にかかる費用の相場とその内訳、価格を左右するポイントをわかりやすく解説します。
さらに、メーカー別の価格イメージや補助金活用のコツも紹介します。
蓄電池の平均費用は「100万〜200万円」が目安
家庭用蓄電池の導入費用は、全国平均で約130〜180万円と言われています。
これは、以下のような費用が合算されているためです。
- 蓄電池本体の価格
- パワーコンディショナ(必要に応じて)
- 設置工事費
- 各種申請・書類手続き代行費用
- 保証やメンテナンス費用(込みの場合)
例えば、「5〜7kWh程度の蓄電池」を設置する場合、相場は以下のとおりです。
項目 | 金額の目安 |
---|---|
蓄電池本体 | 約70〜120万円 |
工事・設置費 | 約20〜40万円 |
パワコン等の付帯設備 | 約10〜30万円 |
合計 | 約100〜180万円 |
※製品仕様・地域・業者によって変動します。
費用が上下する3つのポイント
同じ蓄電池でも、導入費用が上下する要因は以下の3つです。
① 容量(kWh)
大容量(例:10kWh以上)の機種は当然価格も高くなります。
逆に「停電対策用として最低限の容量を確保したい」なら、小容量+低価格モデルで十分です。
② ハイブリッド or 単機能
太陽光と連携する「ハイブリッド型蓄電池」は、パワコンなどの周辺機器も必要となるため、単機能型より高額になりがちです。
③ 設置環境と業者の価格差
- 屋外 or 屋内
- 地面 or 壁掛け
- 地域による施工業者の工賃 などで差が出ます。
また、業者ごとの価格設定や割引・キャンペーンの有無も重要な変動要素です。
メーカー別|蓄電池価格の目安(例)
メーカー | 容量(目安) | 本体+設置費の概算 |
---|---|---|
パナソニック | 5.6kWh | 約140万円〜 |
ニチコン | 11.1kWh | 約180万円〜 |
長州産業 | 9.8kWh | 約170万円〜 |
オムロン | 6.5kWh | 約130万円〜 |
テスラ Powerwall | 13.5kWh | 約190万円〜(※為替変動あり) |
※実際の価格は見積もり次第。上記はあくまで目安です。
補助金を使えば、費用は大きく抑えられる
各自治体の補助金を活用すれば、導入費用が最大30〜50万円ほど軽減される可能性があります。
国の支援制度と組み合わせることで、よりお得に導入可能です。
「補助金の対象になるか?」は、業者選びの段階で確認が必要です。
一括見積もりで価格交渉のチャンスをつかむ
[画像](複数の業者が見積もりを出し合っている図)
蓄電池の価格は**「言い値」になりがちな領域**です。
だからこそ、複数業者に一括で見積もりを依頼し、価格を比較・交渉できる環境が重要になります。
エネミツでは、見積もり内容をオープンにした上で価格競争を促す方式をとっており、
同じ業者でもより安い見積もりを提示されるケースが多くあります。
まとめ|適正価格を知って、後悔しない選択を
蓄電池は高額な買い物ですが、費用構造や相場感を知っていれば不要な上乗せを避けられます。
また、補助金や一括見積もりサービスを上手く使うことで、想像以上にコストを抑えて導入できる可能性があります。
まずは自分の家庭に合った容量・目的を明確にし、信頼できる業者との比較検討を始めてみましょう。